同人誌即売会の思い出

初めて私がサークル参加をしたのが、4年半程前になります。
いつ参加したのか、自身の発行した本の裏表紙絵を見てみたら2016年3月27日となっていて、時の経つ早さに一瞬ヒェッ…!となりました(笑)。今日はその話を綴ってみようと思います。


何故サークル参加をしようと思ったのか、その動機はよく覚えていませんが、同人活動をするにあたっての目標の一つとして「サークル参加をする」というのがありました。参加して何を頒布するかまでは決めていませんでしたが「サークル参加=漫画本を頒布する」の図式が頭の片隅にあったのだと思います。描いたこともないくせに漫画本を出すことは既に決まっていました。内容はその時にハマっていた弱ペダの、とあるCP本です。しかもR18本でした。(今思い返せば何故初サークル参加に持ってく本をエロにしたのか…)
少し前の日記にも描きましたが、同人友達が私には殆どいません。勿論サークル参加をしている友人もこの時にはいませんでした。何をどうすればいいのか、ぼんやりとしかわかりません。質問できる相手もいないので、ネットでいろいろと情報をかき集めイベントに臨みました。
まずはどのイベントに参加するのかを決めることにしました。このジャンルで仲良くなった子がレイヤーさんであり、さらに有難いことにコスプレをして売り子をしてくれるというのでその子の都合を聞き、また漫画初心者でもちゃんと漫画本が出来上がるであろう大丈夫な日数を鑑みて参加するイベントを決めました。その子が関西の子であったこと、またその子の交通費を負担するほど頒布できる能力も持ち合わせていないのはわかっていたので、大阪のイベントに申し込みました。
次は本を入稿する先です。いろいろ調べてみると、早めに入稿すると印刷代を安くしてくれる印刷所さんが存在することを知りました。見本紙を取りよせ日々それを眺めては表紙をどれにするか、本文はどの用紙にするか散々悩みました。この時が一番楽しい時だと思います。そして「STARBOOKS」さんへ印刷依頼をすることにしました。本を出したのはこの時を含めて2度しかありませんが、どちらもこの「STARBOOKS」さんを利用させてもらいました。サイトの説明文が初心者な私でもわかりやすかったこと、入稿する日を早めに設定して予約すればかなりお安く印刷してくれること、表紙をRGB入稿してもRGBモードで印刷してくれること(別料金がかかります)、入稿後すぐに修正箇所の連絡をくれること(台詞等が印刷時に見えなくなってしまう等)、印刷してもらった時の余部をまぁまぁ入れてくださること(2回とも30冊刷ってもらいましたが4部程付けてくださっていたと思います)、印刷に不備がなかったかどうか実際に「STARBOOKS」の方がイベント時に挨拶も兼ねて聞きに来てくださること…
他の印刷所を利用したことがないのでわかりませんが、私自身は入稿の予約からイベント参加時まで嫌な思いや不安を感じたことは一切ないので初心者の方でも安心して依頼できる印刷所なのではないかなと思います。そして少部数印刷なので勿論オンデマンド印刷を利用しましたが、本文の印刷もとても綺麗なのでその点でもとても満足しました。
そして大事な原稿です。日々白目を剥きながら描きました(笑)。まず漫画を描いたことがないので、コマ割りが全くわからない。ずっと以前に仲良くしていた、イラストを描くことよりも漫画を描く方が好きだと言っていた友人は「コマ割りがめちゃくちゃ楽しいんだよ~!」と頻繁に口にしていたので、私にもできるかな?と軽く考えていたのですが、それが甘かった。「コマ割りめちゃくちゃ難しい!」
漫画が描ける人って本当にすごいなぁと思いながら、PC画面と技術書(クリスタの操作方法すらわからなかった)とにらめっこしながら描きました。
別に仕事でも義務でもないので投げ出しても良かったのですが、自分の立てた目標を途中でほっぽり出すのも悔しかったですし、売り子をしてくれる友人にも申し訳なかったし、参加費用5000円払ってたし飛行機とホテル代も払ってたし…などもあって(主にお金の面が大きい気がします笑)最後までやり抜きました。絵も漫画も本当に未熟なため恥ずかしくて一作目はピクシブには上げていませんが、二作目(※BLエロなので閲覧にはご注意ください)は上げていますので興味がありましたらどうぞ(20.10/19にてピクシブは退会したため現在は閲覧できません)。
そしてイベント当日。この日記を読んで下さっている方が一番興味があるのは本は一冊でも頒布できたのかどうかだと思うのですが、有難いことに15冊手に取ってもらうことができましたー!やったー!
少し言い訳をさせてもらうと、この弱ペダにハマったのが界隈がだいぶ落ち着いた頃で、私の活動しているCPで参加されているサークル数は20弱程でして…(東京でこの数なので大阪はもっと少なかったものと思います)。出発する前日に、主人に「一冊も誰にも見てもらえなかったらどうしよう…」と不安を口にしまくっていたのですが「プロでもないんだから当たり前じゃないの?」と言われ、それもそうか…とだいぶ気も楽にイベント会場に行けました。あっという間に閉会の時間でした。
今この日記を読んでくださってる方の中に、私の一作目の薄い本を手にして下さった方はまずいないと思うのですが、もしもいらっしゃったなら本当にありがとうございました。後日、どこだかの中古同人誌販売サイトで自分の本が100円で売られているのを見て笑ってしまいましたが、一度でも読んでいただけたのなら本当に有難いことです。
そして二回目のイベントは東京で参加したのですが、一回目の時と同じCPでエロ本を出し、34部(余部含む)すべて完売しました…!しかも驚くことに開始30分でなくなりました。この時売り子をしてくれた子には「もっと刷れば良かったのに…」との言葉をもらいましたが、頻繁にイベント参加はできない身なのでこれで良かったんだと思っています。完売した記念に一冊は自分で取っておこうと思っていたのですが、完売直後に足を運んでくださった方がいらっしゃったのでどうぞと手渡してしまい、本は手元にありません。データでいくらでも見れるのでそれでいいかな、と。なんて書きましたが、イベント後も恥ずかしくて二回くらいしか見てないんですけどね(笑)。
同人誌を描かれている方は自分の作った本は頻繁に見返したりするんでしょうか?

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